2017年4月17日月曜日

バンダイ「ロボコン」のプラモデル その1

~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第103回)

今回はバンダイのロボコンシリーズです。

シリーズは数が多いので、今回は「その1」として、ゼンマイ歩行の3種を紹介いたします。


●「がんばれ ロボコン」
マスコミシリーズNO.110。発売は1975年?月。
品番は「8747-600」。当時価格は600円で箱サイズは27×19×4.5センチ。箱絵は上田信
腕部分がスプリングになっているので、コミカルに腕を揺らしながらゼンマイ歩行します。

側面では、ゲッターロボやゼロテスターなどが紹介されていますが、ロボコンシリーズと捉えるのならば、同期発売は次の世代のゲッターGやライディーンと一緒と分類した方が正解となります。
ロボコンシリーズでは、このゼンマイロボコンのみ「目玉バンダイロゴ」になっています。
 
箱中です。帯は太めとなっています。


完成品です。大きさ比較で、右はポピーの超合金ロボコン。
アンテナまで入れて全高は約18センチです。
ハートマークが黒色なのは、組立書の指定色がピンク色ではなく黒色だったからです。

足裏にバンダイロゴの刻印があります。




●「ガンツ先生」
マスコミシリーズNO.133。発売は1975年7月頃。
品番は「8750-600」で、当時価格は600円。箱サイズは27×19×5センチ。箱絵は上田信
お腹の点数を回転させながら、ゼンマイ歩行します。
デットストックの現存数で言うと、ロボコンよりは若干少ないかな?ぐらいの印象です。

箱側面に「ロボコンと6人のなかま」「ロボコンの新しいなかま」の紹介がありますが、セット売りは「6人のなかま」のみで「新しいなかま」のセット売りは発売されていません。2体入りの4点シュリンクパックのみとなっています。

箱中です。


完成品は約18センチ。下画像のように、ポピーの超合金シリーズと大きさが合います


ゼンマイ歩行と連動する回転成績表の組立ては、子供には難しかったようで、ある時期から、下の別紙が追加されるようになりました。


組立書の最後に「ガンツ先生の質問」があるので、ここが切り取られている物がたまにあります。切り取った質問は、ガンツ先生の口に収納します。




●「メカニック ロボコン」
マスコミシリーズNO.140。発売時期は、50年史データベースでは1975年5月とありますが、当時の広告などから1975年8月頃と思われます。箱絵は小松崎茂
品番は「8746-800」で、当時価格は800円。箱サイズは27×19×5センチ。

中身はゼンマイ歩行の「がんばれ ロボコン」とほぼ同じですが、本体パーツをクリヤーレッド成形色に変え、内部メカがプリントされたブリキパーツが追加されています。
また、新規に、燃料タンクパーツとゴムホース、目玉シールが追加されています。
箱側面です。ロボコンシリーズしか紹介されていません。 

箱中です。クリヤーレッド本体の下に、内部ブリキパーツが見えます。


内部メカがプリントされたブリキはこんな感じです。

ノーマルロボコンとのエプロン内部メカの比較です。
内部メカ配置が違うのは、ノーマルロボコンは、なぜか左右反転造形したため。このメカ配置は撮影会用を参考にしています。超合金のロボコンもメカニックロボコンと同じく、撮影会用の内部メカ配置を参考にしたと言われています。


目玉シールと燃料タンクホースです。


シルバー色パーツだった部分は、銀メッキ処理されています。


次回はゼンマイ歩行以外の低価格ロボコンシリーズを紹介いたします。



絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。


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