~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第24回)
今回は1976年「恐竜探検隊 ボーンフリー」から始まった円谷プロダクション恐竜3部作の「恐竜大戦争 アイゼンボーグ」と「恐竜戦隊 コセイドン」を紹介します。
ボーンフリーシリーズのプラモデルはトミーからのみ発売でしたが、後の2作品はツクダホビーからも発売されました。
まずは、トミー製「アイゼンボーグ」からご紹介。
発売は77年11月。「アイゼン1号」「アイゼン2号」「アイゼンボーグ号」の3種を商品化。
アイゼン1号の横幅が29センチ。それぞれ900円、750円、1200円。
トミーの円谷恐竜シリーズは、どれも箱中ぎっしりです。
アイゼンボーグ号のみモーターライズ。1号2号はゼンマイ走行。もちろん1号2号は合体します。パッケージはミリタリーイラストで有名な上田信画伯。レア度でいえば、1号が特に市場に出ません。
次に「恐竜戦隊 コセイドン」です。
トミー、ツクダホビー共に大サイズを発売しています。
トミー製の「コセイドン号」。78年発売、当時1000円。
箱横幅は約32センチで動力なし。別入りのファイタスかアクアスを内部に収納可能。接着剤不要で、パーツはカラー成形や透明パーツ、シルバーメッキ処理されるなど、素組みでも十分なコセイドン号が完成できます。 これはボーンフリーから続く他社との差別化戦略であり、流石おもちゃメーカートミー製のプラモデルです。
トミー製「ファイタス&ハクアス」
箱横幅は約26センチで動力なし。78年発売、当時600円。こちらもレア度高いです。
ツクダホビー製「コセイドン号」。78年発売。
箱横幅は約30センチでゼンマイ走行。78年9月発売、当時500円。
ミニファイタス1号付きで収納可能。パッケージには「精密恐竜2コ入り」とありますが、入っている個体を見たことはありません。もしかしたら、初期にゴム恐竜が入っていたのかも知れませんが、謎です。
ツクダホビー製「コセイドン 4点パック」 キャラメル箱タイプで当時300円。
そして、最後の紹介になりますが、ツクダホビーの「アイゼンボーグ 4点セット」です。
※オークション出品画像より
めったに市場に出ない激レア商品です。4点パックで当時300円と思われます。
円谷恐竜シリーズのTOYは人気がありますが、プラモデルは特に、どれも人気が高く入手が困難となっています。ぜひTOYコンプリート後は、プラモデルコレクションにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか? 次回は、恐竜シリーズ最高峰のボーンフリーシリーズをご紹介いたします。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。 また、円谷恐竜シリーズ、どれも高額買取中です!!ぜひ、売るも買うも、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。 大切なコレクションを手放すときは、ぜひ、プラモデルに強いタイムボックスにお任せください。 買取・査定・その他のお問い合わせ 03-5706-4039 まで |
2013年12月30日月曜日
「アイゼンボーグ&コセイドン」 シリーズ
2013年12月18日水曜日
バンダイ 初期SFオリジナル プラモデル
~CLASSIC PLASTIC MODEL KITS~
(第23回)
今回はバンダイ模型初頭に発売されたオリジナルSFシリーズをご紹介します。
S.Fシリーズ国際宇宙軍 3種共1968年1月頃の発売で箱サイズは19.5×36×6センチ。
国際宇宙軍1号 アタッカー(当時500円)
国際宇宙軍2号 デストロイヤー(当時550円)
国際宇宙軍3号 サイドワインダー(当時500円・発火装置付き)
国際宇宙軍2号 デストロイヤー(当時550円)
国際宇宙軍3号 サイドワインダー(当時500円・発火装置付き)
※アタッカーが67年10月、デストロイヤー&サイドワインダーが67年11月発売との情報もあるが、発売時期に関しては、「ガンプラ開発真話(P16)」の対談と商品内のアンケート締切日などから推測。
この3点、まずはバンダイロゴマークに注目。
バンダイロゴが、万歳ロゴではなく、英字となっています。
この英字のバンダイロゴが使用されていたのは、株式会社バンダイ模型設立以前の、おもちゃメーカーバンダイとしてプラモデル発売を開始した67年秋~68年初頭の短期間のみ
バンダイロゴが、万歳ロゴではなく、英字となっています。
この英字のバンダイロゴが使用されていたのは、株式会社バンダイ模型設立以前の、おもちゃメーカーバンダイとしてプラモデル発売を開始した67年秋~68年初頭の短期間のみ
※1972年の株式会社バンダイ模型設立以前でも、万歳ロゴは使用されています。
今回紹介する3点は、そんなバンダイ模型創世記のお宝プラモデルです。
側面はこんな感じです。
サイドワインダーのみ中身画像をご紹介。
他2点も帯含め同じフォーマットです。
さて、これを見ていただきたい。コグレの「ファイアバードNO.2」。
バンダイ「サイドワインダー」とほとんど同じ物。
実は、バンダイ模型のスタート時は社内の模型部に過ぎず、商品も倒産したコグレの金型を引取り、それを再利用したもの。そして、そのほとんどが自動車系のプラモデル。
そんな中、コグレ倒産直前に発売されたこの「ファイアバードNO.2」は、倒産直前という事情で流通数も少なく、そのためかバンダイは、このコグレの新製品であったSFシリーズを自社のラインナップに加えられたのだと考えられます。
国際宇宙軍シリーズには、こんなアンケート用紙も入っているので、当時のバンダイ模型部の意気込みを感じることができます。
「キャラクタープラモのバンダイ」の揺るぎない地位は、この国際宇宙軍シリーズ発売から始まったのです。まさに、記念碑的な逸品です。
絶版プラモデルの探究は本当に面白いですね。
ぜひ、今回の逸品も、コレクションにお加えください。
今回紹介したバンダイSFキットの在庫は、現在「サイドワインダー」のみとなっています。
お問い合わせお待ちしております。
タイムボックスでは、特に68年前後の各社SFオリジナルキット在庫確保に力を入れています。ぜひ、売るも買うも、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
SFオリジナルキットの知識は負けません!!高額買取中です!
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http://www.timebox.jp/
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